物書きになりたい嫁と、レビュアーになりたいテツの二人三脚的くんずほずれつなトークをミディアムレアでご提供いたします。

2013年6月23日日曜日

次回は「イリアス」

梅雨が晴天により順延しております。
けれども、われわれはユーストを繰り延べない。

今度の30日、つまり、ちょうど来週の今ぐらい(9時半)頃から
スタートいたします。

次回はイリアスです。
大叙事詩を現代読者に向けてアレンジされた今回の作品。
果たしてわれわれは登場人物の名前を覚えられない悲劇からまぬかれるであろうか?

放送を待て。

2013年6月3日月曜日

今頃感想戦。

「輝く日の宮」のお話をアップしました。
丸谷さんはスーパーおじいちゃんでした、ということで話はまとまったけれども
結局、僕はエンターテイメントに尽きない何かを読み解きたくなってしまうね。

さて、今日はシチリアでの会話を読み終えました。
本のレビューとしてはブクログにあげたんだけれども、
この本の解読によると、イタリアのファシズム解放戦線の中では
この本の登場人物であったり、象徴的な名前をパルチザン名として付けてたらしい。
なんだか、なんかの二次創作オフみたいですね。

物語とはしかし、そのようなところにあるのでしょう。
社会から生まれもするけれど、別の社会を産み出す。
少なくとも政治が社会を作っていくわけでもない。
統治組織は確かに物語と別に存在しているけれど
僕らが生きているのはそこではない、ということ。

さて、次回は「イリアス」です。よろしく。