「輝く日の宮」のお話をアップしました。
丸谷さんはスーパーおじいちゃんでした、ということで話はまとまったけれども
結局、僕はエンターテイメントに尽きない何かを読み解きたくなってしまうね。
さて、今日はシチリアでの会話を読み終えました。
本のレビューとしてはブクログにあげたんだけれども、
この本の解読によると、イタリアのファシズム解放戦線の中では
この本の登場人物であったり、象徴的な名前をパルチザン名として付けてたらしい。
なんだか、なんかの二次創作オフみたいですね。
物語とはしかし、そのようなところにあるのでしょう。
社会から生まれもするけれど、別の社会を産み出す。
少なくとも政治が社会を作っていくわけでもない。
統治組織は確かに物語と別に存在しているけれど
僕らが生きているのはそこではない、ということ。
さて、次回は「イリアス」です。よろしく。